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皇太子妃の紋章

故ダイアナ元皇太子妃の紋章

故ダイアナ元皇太子妃の紋章

紋章といえば先ずイングランドである。フランスから紋章制度を導入した国とはいいながら、中世以来の紋章制度を現在もそのまま守っている唯一の国だからである。なかでも皇族、貴族の紋章には確たる威厳と誇り、伝統を感じさせるものが多く存在し、「紋章の国」と言うにふさわしい。
ここでは、そのなかの1つであるダイアナ元皇太子妃の紋章を紹介する。チャールズ皇太子と結ばれたダイアナ妃は、スペンサー伯家八代目の三女で、皇太子の紋章(向かって左)の右側に彼女の生家のスペンサー家の紋章が組み合わせてあり「貝」の紋章は、かの元首相ウィンストン・チャーチルと姻戚関係にあることを示している。

参考文献:森 護著「紋章の切手」 大修館書店
ここに掲載されているエンブレムは“MARKETEQ COLLECTION”蔵のものです。

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